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5年ほど前になるが、「社員教育訓練」を事業にしている会社の研修を受けた事がある。

その研修は“精神論”で根性を身につけると言った教育では無く、論理的に物事を分析し

解決に導くといったものだった。

カリキュラムの1つで、『問題点の発見と分析』という授業を受けたが、非常に印象的で

今でも私の考え方の基本の一つとして身について色々な問題解決の糸口を見つける

事が出来るので紹介しておこう。

授業の中で与えられた課題が「会社の問題点を100書き出しなさい」と言うものだった。

皆さんは、100上げられますか?

当時の私は、事業部長としてプレイングマネージャーをしておりました。

日々売上の獲得の為、現場を走り回り当月の数字をかき集めていた様に思います。

「事業の目的を追求する為、組織の結束を高め、目標に向けて!」ではなかったかも

知れません。

そんな私ですから、自分が考える問題と講師から教えられた問題点には非常に

ギャップがあり、今から考えると非常に恥ずかしさを覚えます。

私が上げた問題点は、「3ヶ月連続で目標の100%達成が出来ていない」、「営業の

A君は、5日連続注文を取る事が出来ていない」、「女子社員の電話の応対が明るく

対応できていない」など・・・。

それぞれ問題と言えば問題なのだが、全て講師の先生に却下されたのです。

私の他、数人が居残りをくらいマンツーマンで先生から質問責めにあっていました。

「会社はどんな雰囲気だ?」「何か感じないか?」「それでいいのか?」などと・・・。

そんな中から出た問題点とは「事務所をバタバタと走る女性社員がいても注意

しない」「冷蔵庫の中にストローが刺さったままの飲みかけのジュースパックが

乱雑に置いてある」「目を見て挨拶をしない」などである。

「原因と現象」という言葉をよく聞かれると思いますが、私が問題として上げていた

モノは、全て現象で、本当の問題とは原因なのです。

神聖なる事務所(働く場)で忙しいを理由にバタバタと走る女性社員がいれば、

それに対して注意出来る社員がいない事が問題。

その行動が良くない事だと言う事に気付けていない、気付いていても注意

出来ない。

また、本人も他の社員に迷惑がかかる事に当人が気付けていない。

こういう事では、本業で良い結果をもたらす事は出来ない。

当然ですよね!!

ストローが刺さったままの飲みかけのジュース・・・だらしないですよね。

そんな事で果たして全身全霊で仕事に向かえるのでしょうか・・・。

原因を見つけそれを対処しなければ、常に表面に出てくる問題(現象)は解決され

ないのです。

ある営業マンが担当している企業先で問題がよく起こる。問題は、その営業マンの

考え方、対応の仕方なのかも知れませんね。

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2009.08.03 Mon l ふと思う事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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